WHAT IS 産後ケアとは

そもそも、産後ケアって何ですか?

新しい命を授かって、
楽しい想像にワクワクしたり胸が高鳴ります。
と同時に、出産や育児のことで不安を感じるのは
とても自然なことです。


大切な“産じょく期”について

産じょく期とは、“妊娠・分娩で変化した体や膨らんだ子宮が、妊娠前の状態に戻る約80日間”のこと。
ホルモンバランスが乱れやすいこの時期に無理をすると、腰痛、関節痛、尿漏れだけでなく、「感情の起伏が激しくなる」「育児への不安が大きくなる」といった心のトラブルを引き起こすことも…。ゆっくりと心身が回復する産じょく期は、安静に過ごすことが大切です。心身共に元気に育児をするために、ママと赤ちゃんの生活を支えてくれるサポートについて知っておきましょう。

出典:マイナビニュース、マドレボニータ産後白書

産後ケアってどんなもの?

出産後のママが育児に対応できるよう、心身の回復に合わせてサポートする大切な支援です。ママの回復状況や赤ちゃんの成長度合に合わせ、個別で行われています。ママがちゃんと睡眠をとって食事ができるように、そして赤ちゃんのお世話に集中できるように、家事代行や育児・生活のお手伝いをするのが支援例になります。
様々な理由で里帰り出産が難しくなった現代は、産院や産後ケア施設、訪問型産後ヘルパーによる支援を受ける方が増えています。

産後ケアが必要なわけ。

たくさんの疑問や不安でいっぱいになる産じょく期。家族やパートナー、友人の協力が得られたとしても、出産・育児が未経験の方には気持ちを分かってもらえず、内容によっては相談できないことも…。
ひとつひとつの心配事は小さくても、積み重なると大きなストレスと育児への自信喪失につながります。赤ちゃんの成長にあわせて、その場その場で心配事を相談し、解決できる相手がいる環境をつくることが“母親としての自立”と“母子の愛情定着”にとって重要です。

頑張らないっていう選択。

「この子のために頑張ろう」という決意はとても素敵なことですが、頑張り方を間違えてママが苦しむのはつらいですよね。赤ちゃんと過ごす毎日は驚きの連続で、新しいことが次々に起こります。
対処方法をネットで調べても、我が子に当てはまるかどうか判断が難しいところ。だからこそ、あらゆる面でサポートを受けることがおすすめです。 産じょく期には無理をせず、授乳以外の時間はできるだけ、まわりの人を頼ってください。

気持ちの整理と自信の回復。

「室温はどうする?」「授乳に時間がかかる」「なかなか寝てくれない」といった育児の悩みや疑問は、その場で解決するのがベスト。
出産や育児の経験が豊富なヘルパーには、お手伝いできることがたくさんあります。また、子育てのサポートだけでなく、ママの心身のケアも重要です。育児の大変さを知っているヘルパーに、ぜひ悩みを打ち明けてみてください。問題をひとつひとつクリアにしながら、不安を自信に変えていきましょう。

ご自身にあった産後ケアサービスを
選ぶことが大事です。

産じょく期は無理をせず、
まわりに頼ることも大切です。

産後ママにとって、自身で考えるよりも心身のストレスはとても大きく、体の中では大変な変化が起こっています。 そのため、産じょく期には決して無理をすることなく、しっかりと体を休めることが大切です。自分だけで抱え込まず、積極的にまわりの人を頼ったり、産後ケアサービスを利用して、健やかな子育てを送れるように心がけましょう。
今から産じょく期に対する知識をしっかりと蓄え、ゆとりを持って新しい家族を迎え入れることを心がけましょう。