17年前、弊社代表の安原は第2子の出産時にトラブルがあり
赤ちゃんを「新生児仮死」の状態で出産しました。
出産直後から病院の中が慌ただしくなり…
「ちょっと待っててくださいね。赤ちゃん、今がんばってますから!!!」
という看護師さんの言葉を残して
赤ちゃんとパパと小児科医と看護師が救急車で大学病院に出発していきました。
その後、NICUで約2か月におよぶ治療を行い、赤ちゃんは無事退院できました。
主治医の先生からは、成長とともに後遺症が現れる可能性があること、
肺機能が弱い可能性があること
など、いくつかの心配事を告げられていました。
3歳までは、普通の子と同じ生活をさせることへの不安を持ちながらの育児が続きました。
定期的に検査を受け、後遺症の有無を確認しました。
風邪をひくとすぐに通院して、検査をしました。
「大丈夫ですよ!」という主治医の言葉を聞くたびに、ほっと胸を撫でおろしてきました。
小学生になった子供は、走ることが好きになり、スポーツに興味を持ちました。
「肺機能が弱いかもしれない」という親の心配を本人は知らず…
野球少年になりました。
友達とグランドを走り回り、1日中野球をしているうちに体調を崩したりすることが無くなり、
病院へ行く回数が減りました。
10歳の誕生日を迎えた頃、主治医の先生から言われました。
「もう病院へ来なくていいよ。体は順調に成長しています。心配はいりません。」と。
16歳になった彼は今、高校球児として、あいかわらず野球をがんばっています。
そして先日、甲子園に行くことができました。
元気でいるだけで幸せなことだと思っていた赤ちゃんの頃、こんな風に野球をしている姿を
想像することはできませんでした。
先日、お客様から赤ちゃんが「新生児仮死」で産まれて、今NICUに入院しています
という報告を受けました。
ママとパパの不安な声を聞いた時、17年前を思い出しました。
何か力になれればと思い、「私も同じ経験をしました」とお話させていただきました。
パパさんから
「悪いことばかりを想像していました。良くなることを想定しなければと勇気をもらいました」
という言葉をいただきました。
その後、赤ちゃんは無事NICUを退院し、元気に成長しています。
新しい命をこの世に生み出す出産は、母子ともに命がけの大仕事だと思います。
だからこそ、その後の安定と安心はとても大切です。
産後ヘルパーは、不安なママとパパの心に寄り添います。
株式会社プレシャスマム ~産後ママたすけ隊~
私たちは出産直後のママと赤ちゃんを支える先輩ママの集団です
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仕事も子育ても精いっぱいがんばるママを応援します。