「緊急事態宣言」発令中の産後ケア

こんにちは。産後ママたすけ隊の安原です。

 

2020年2月中旬に事前面談で初めてお会いしたママさん(当時は妊婦さん)。

まだまだ新型コロナウイルスの影響がどのように広がるかがわかっていない状況の中で

4月出産予定のお腹の中にいる赤ちゃんに会える日を楽しみにしながら、

産後ケアについてお話をさせていただきました。

『コロナウイルスの影響が広がった場合でも、産後ケアをお願いできますか?』という

ママさんの心配そうな質問に「安心してください。全力を尽くします」と

お話ししたことを覚えています。

 

4月に入り、無事にご出産されたママさん。

「ヘルパーさん、予定通り来てもらえますか?」との質問に、

「はい。お伺いします。安心してください」とお応えしましたが…

本当は…安全に産後ケアを行うことができるのか…と内心、とても心配していました。

 

約2か月におよぶ産後ケアとなるため、担当するヘルパーは3名。

公共交通機関の利用を避け、全員「車通勤」でお伺いすることにしました。

マスクの着用、毎朝の検温、買い物等の外出の制限、手洗いうがいの励行、

そして出勤前にシャワーを浴びるという徹底した感染予防対策を行い、

産後ケアがはじまりました。

私たち産後ヘルパーも感染に対する不安を持っていましたが、

ママさん、パパさんは私たち以上に家の中にヘルパーを迎え入れることに不安があったと

思います。

でも、とても温かく産後ヘルパーを迎え入れていただきました。

 

初めての赤ちゃんとの生活を一生懸命がんばるパパとママ。

「おじいちゃんやおばあちゃんやご親戚に赤ちゃんを会わせたい」という気持ちを

ぐっと我慢して、毎日を大切に過ごされていました。

ご実家からは、とれたてのお野菜や手づくりのお赤飯が送られてきていました。

ヘルパーたちは、ご実家のおばあちゃまの気持ちに寄り添い、お野菜をたっぷり使った

料理をたくさんつくり、ママに食べていただきました。

 

新型コロナウィルスの影響で、両親教室も沐浴指導も受けることができなかったママとパパは

ヘルパーと一緒に赤ちゃんのお世話をひとつひとつ覚えていっていただきました。

母乳育児のための授乳姿勢や赤ちゃんの抱き方やお口の開け方、

授乳前の水分補給や乳房のセルフマッサージなど。

 

赤ちゃんの寝かしつけについては、パパさんもやる気満々で参加してくださいました。

最初は抱っこもぎこちなかったのですが(笑)

パパさんのお気に入りの曲や子守唄を聞きながら、だんだん上手にゆらゆらできるように♡

沐浴も、パパさんは最初、「腰が痛くなる~(汗)」と言っていましたが、

抱っこが上手になるのと同じように、徐々にコツをつかみ、安定した姿勢で

沐浴ができるようになりました♡

 

ママさんの2週間検診の前には、外出の練習も行いました。

外に出ること自体が不安な状況の中、パパに付き添っていただき

ゆっくりと歩く練習をしました。

赤ちゃんとの外出練習も♡

抱っこ紐のつけ方、赤ちゃんの姿勢、荷物のチェックなど

ひとつひとつの『初めて』を大切に過ごしました。

 

赤ちゃんは、そんなママとパパの愛情たっぷりのお世話に応えるように

安定して成長してくれました。

しっかり飲んで、しっかり寝て、しっかりとウンチをして、しっかりと重たく

なっていきました。

赤ちゃんの笑顔は、本当に素敵なパワーを持っています。

新型コロナ感染への不安や会いたい人に会えないという寂しさなど

大人はついついマイナスなことを考えがちですが、

赤ちゃんはそんな気持ちを明るく笑顔にかえてくれます。

パパとママと赤ちゃんとヘルパーの毎日は、赤ちゃんのおかげで

とても温かく穏やかに過ごせました。

私たち産後ヘルパーにとっても、忘れられない産後ケアになりました。

心より感謝しています♡

 

 

株式会社プレシャスマム ~産後ママたすけ隊~

私たちは出産直後のママと赤ちゃんを支える先輩ママの集団です

 

〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階

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仕事も子育ても精いっぱいがんばるママを応援します。

 

 

 

 

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