こんにちは。産後ママたすけ隊の安原です。
産後2週間を経過したママさんのお話です。
産後ヘルパーが5日間お伺いした後…2日後にお電話をいただきました。
電話の向こう側で泣いているママさん。
「ずっと赤ちゃんを抱っこしています。ベッドに置くと泣くんです…」
「ずーーーと、赤ちゃんといると…なんだかどんどん自信がなくなってきて…」
「母乳が出ていないような気がするんです…」
とても苦しい心の叫びです(涙)
「明日、お伺いしてもいいですか?」と提案してみると…
「はい」と…
翌日お伺いしてみると、ママは赤ちゃんを抱いたまま
ベッドに座って泣いていました。
「何をやっても寝てくれなくて… 焦って、イライラして、寝られなくて…
ずっと抱っこしていると、トイレもいけなくて…
食欲もなくて…
なんか…もう無理!って言いたくなっちゃって…
時々、逃げ出したくなるんです…」
自分の気持ちを吐き出したママは、少しだけ落ち着き、涙がとまりました。
ヘルパーは、ママさんに
「がんばりましたね!一生懸命がんばったから、少し疲れてるだけですよ。」
「3時間だけ、逃げ出してみましょうね!」とご提案しました。
まずは、ゆっくりとシャワーを浴びていただき、
鏡に向かって、ゆっくりと髪を乾かし、
ヘルパーとおしゃべりしながら、ランチをとっていただきました。
そして…眠らなくてもいいので、寝室で横になって休憩です。
赤ちゃんは…というと、ヘルパーの抱っこでまどろんだり
ベビーマッサージでちょっとした運動?をしたり
沐浴したり…
ヘルパーは赤ちゃんと過ごす時間の中で
赤ちゃんの様々な成長を発見します♡
お尻のあたりをマッサージすると、お口をおちょぼ口にして足を伸ばす!とか
手を握ってもらうと左手の方が上手に握れる!とか
右手を握ってあげると寝やすい!とか。
『3時間の逃げ出し?』は、ママのおっぱいが張ってくると終了です。
もっと寝ていたいはずのママですが…
ぱんぱんに張った自身の胸は、赤ちゃんに母乳をあげることを選択させるのです。
たっぷりとあふれ出る母乳は、ママにとっても赤ちゃんにとっても嬉しいものです。
「たった3時間なのに… 逃げ出してみたら、心が楽になりました♡」
笑顔を見せるママにヘルパーは赤ちゃんの素敵な成長を伝えます。
そして、赤ちゃんとの距離のとり方について、お話しします。
「赤ちゃんの泣き声はサインです!何種類あるのか、聴き分けられますか?」
「泣かさないようにするのではなく、泣いたら対応する!でいいんですよ。」
最後に女性同士ならでは!の、世間話???に花を咲かせて…
少し、赤ちゃんを泣かせる練習をしました。
「ちょっと待っててね~~~」と声をかけながら、手を洗いに行く練習?も。
このブログを書きながら、そんなの当たり前のことじゃない???と思っている方も
多いかと思ってしまうのですが・・・・
産後は、女性ホルモンの分泌過多、産後の体力未回復、極度の睡眠不足などにより
判断力や記憶力、冷静さが大きく欠けます。
一時的なものであることはわかっていても…
乗り越えられずに、産後トラブルを発症する人が多くいます。
私たち産後ヘルパーの中には、産後トラブル経験者がたくさんいます。
だからこそ、危険のサインを見逃したくありません。
ひとりでも多くのママを守りたいです♡
株式会社プレシャスマム ~産後ママたすけ隊~
私たちは出産直後のママと赤ちゃんを支える先輩ママの集団です
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仕事も子育ても精いっぱいがんばるママを応援します。